城山ネットワーク会議

  • あすなろ認定こども園
  • あすなろ第2認定こども園(夜間)
  • あすなろ東認定こども園
  • あすなろグレース認定こども園
  • 城山ネットワーク会議

水にこだわる
水にこだわる

安全・衛生
安全・衛生

教育・保育
教育・保育

新着記事一覧

まさおのたわ言(2019年12月)

子どもの育ちに一番必要なものは親の心の安定と安心感を得られる生活環境だといわれている。 

毎日のように親殺し、子殺し、親子で殺人に関わるなど殺伐とした報道を見聞きする度に何故と言う疑問符で頭がいっぱいになり、理解に苦しむと言うより理解ができない諦めの境地に入ってしまう。親子の関係を今ほど難しく考えなければならない時代もなかったのではないだろうか。2、30年前は、単親家庭を含め経済的問題を抱えていながら殆どの家庭の親子関係は今に比べてまだ良好だったように思える。わがままを言い親に叱られ怒鳴られながらも、なぜか子どもは親への敬意を自然に持ち、親も子どもを我が身より大切に思う心を当然のように持ち失うことはなかった。あるいは当然と思えるような生活環境を持っていた。これは親子の間に確固たる信頼関係が築かれていたからであり、親が我が子を本当の意味で愛していたことに他ならない。今でもたいていの家庭は健全と言われる親子関係を保っていると思うが、それでもいつ報道されているような悲惨な事件が我が身に降りかかるかもしれないという不安は多少なりとも持っているのではないだろうか。そんな中で、「乳幼児期の親子関係」が将来の子どもの人生に大きな影響を与えると声高に叫ばれるようになると、親は自分の子育ては大丈夫なのか、にわかに不安になり、失敗しないようにとやたら一生懸命になったり、手に負えないと諦めてしまったりする。しかしそれ自体も結局はストレスになり親として心の安定を得られない状況を作り上げていく。子どもは必然的に親の意識の中で生活をせざるを得ないことを考えると子どもにとっても親の幸せは切っても切れないものになる。しかし今子育てに幸せを感じることなく不安のみを膨らませてしまう親が増えている。これからの保育園により強く求められるものは、このような状況から出来上がってきた親の不安の連鎖を子育て支援や家庭支援を通し安心の連鎖に変えていく手助けをする役割である。

親の育児能力の低下が叫ばれ、「親育て・親育ち」という言葉があちこちで聞かれ様々な支援事業が行われているが、提供者の努力が全て目的達成につながっているとは言い難い現実もある。支援センターの現場の声の中には、自分に都合の悪いアドバイスは聞かず、ちょっと子どもを注意したら怒って次からは来なくなった親もいると聞く。だからと言って、「お客様は神様です」とばかりに撫でさすった対応で育児能力が育つわけが無い。本当の親育ちを援助するのは、親の要求を受け入れるだけでなく、「親が自ら考え出す力」や「安心を作り出す力」をつける支援を提供しなければならないだろう。このような支援の仕方は、「親の要求を全て受け入れながらの支援」をし続けることより難しい。

しかし、私たちがやらなければならない本当の育児支援は、「親として自ら立って歩いていけるようになる」そういう支援ではないのだろうか。親にこの育児能力が備わったとき当然のように不安の連鎖は断ち切られ、親の心の安定と安心感を得られる生活環境が出来上がり、結果的に子どもの健やかな成長が保障される。子は親を写す鏡、これを機会に親とは何か、子とは何かを考えてみるのもいいかも知れない。

(園庭管理者 勝連正男)

2019年12月6日(金)  まさおのたわ言 

まさおのたわ言(2019年11月)

以前、検査のため、何十年振りかの入院の機会を得た。そこは、消化器系疾患のお年寄りがほとんどで、4人部屋のうち、私を除くと3人全てが70歳以上の老人だ。二家族だけは奥さんと思わしき方が毎日付き添いで寝泊りし、自分のベットの向かい側に入院されているおばあさんは、家族が見舞いに来るものの毎日2時間程度で切り上げていく。これは別に問題とは思わなかった。話を伺うと家族全員で弁当屋さんを営んでいるという。それだけに忙しいのであろう。

 ある朝、担当医師が巡回して様子を伺うと、そのおばあさんは、気にかけていたことを医師に伝えた。「食後すぐに排便があると」。下痢ではないので、心配ないですよと答える医師に「看護婦さんに迷惑をかけるので・・・」とつぶやいていた。私自身心が痛む思いであった。というのも、前の晩に、ナースコールを押し続けるおばあさんへの対応を一部始終見ていたからだ。看護師の「待ってね」の連呼に、見かねた私がおばあさんの意図を伝えにナースステーションへ呼びに行き、やっと対応してくれた。ところがこの看護師の言葉に愕然とした。いささか怒り気味に「迷惑をかけないように・・・」。心無い一言が、返ってその老婆を傷つけてしまった。ベットから降り歩くこともできない彼女の頼み綱はナースコール以外何も無い、ましてや夜間は看護師が少ないせいもあろうが、今までの夜の担当は、懇切丁寧におばあさんにしきりに話しかけ、点滴や薬の処方、オムツ替えなど、温かい対応があったからだ。その日はたまたま四~五十代の看護師で、その病院ではベテランの域に入るはずなのに・・・。病院の理念が「みなさまに信頼され、こころある病院」と控え室に書かれていたのも「絵に描いた餅」。職員に浸透していない事に気がついた。 

 『第三者的な御家族、見舞いの方がいる前では対応がいい事』、それを保育園に重ね合わせると気になることがいくつもあった経験になった。

(園庭管理者 勝連正男)

 

2019年11月1日(金)  お知らせ, まさおのたわ言 

平成30年度 決算報告

ア.貸借対照表

イ.事業活動計算書

ウ.資金収支計算書

2019年7月17日(水)  決算報告 

平成29年度 決算報告

ア.貸借対照表

イ.事業活動計算書

ウ.資金収支計算書

2018年8月10日(金)  決算報告 

平成28年度 決算報告

ア.貸借対照表

イ.事業活動計算書

ウ.資金収支計算書

 

2017年7月21日(金)  決算報告 

Page 1 of 212
  • ホーム
  • 法人の概要・沿革
  • 基本理念
  • 水にこだわる
  • 安全・衛生
  • 教育・保育
  • 決算報告
  • 個人情報保護の方針
  • 今月の献立
  • 新着情報






リンク集






Copyright© 2019 城山ネットワーク会議. All rights reserved.

  • あすなろ認定こども園
  • あすなろ第2認定こども園(夜間)
  • あすなろ東認定こども園
  • あすなろグレース認定こども園